こんにちは。
「学芸大学」駅から徒歩3分の歯科・歯医者「碑文谷デンタルオフィス」です。
インプラント治療は、天然の歯のような見た目や噛み心地が再現され、メンテナンス次第では10年15年と長くお使いいただけることから「第2の永久歯」とよばれています。
できるだけ長くインプラントを使うためには、メンテナンスの継続が必要不可欠です。
特に、「インプラント周囲炎」には注意が必要です。
今回は、インプラントの寿命を延ばすために知っておきたい「インプラント周囲炎」についてお話しします。
インプラントの寿命に影響する「インプラント周囲炎」とは
インプラントは人工物ですので、虫歯になることはありません。
けれども、歯周病に似た「インプラント周囲炎」になることがあります。
インプラント周囲炎は、歯周病と同様に細菌による感染症で、細菌が出す毒素によって歯周組織が炎症を起こす病気です。
初期の段階では、歯ぐきが腫れたり、出血したりします。
症状が進行すると、インプラントを支えている骨が溶かされて、インプラントが脱落する恐れもあります。
インプラント周囲炎になりやすい人ってどんな人?
インプラント周囲炎にかかる患者さんの割合は、10〜20%と推察されています。
(参考:J-STAGE-日本口腔インプラント学会誌/36巻 2023-2号「インプラント周囲組織疾患の診断」p2 より) >
インプラント周囲炎の原因はプラークに含まれている細菌ですので、歯磨きなどの日々のお手入れが不十分な方は感染のリスクが高いといえます。
また、生活習慣とも深い関係があり、次のような方はインプラント周囲炎にかかるリスクが高いとされているため注意が必要です。
・喫煙習慣のある方
・歯ぎしりがクセになっている方
・ストレスを多く抱えている方
定期的なメンテナンスでインプラント周囲炎の予防を
インプラント周囲炎を効果的に予防するためには、毎日のセルフケアに加えて、定期的な歯科のメンテナンスが必要です。
インプラント治療後に定期検診を受けていない方は受けていた方とくらべてインプラントの残存率が低く、インプラント周囲のトラブルの発生頻度が高いことも明らかになっています。
東急東横線「学芸大学」駅から徒歩3分の【碑文谷デンタルオフィス】の定期検診では、インプラント周辺に異常がないかを確認してから、お口に残っているプラークを徹底的に除去します。
また、お一人お一人のお口に合ったブラッシング方法もお伝えしていますので、毎日の歯磨きに取り入れてセルフケアの質を高めましょう。
駅から近く、平日・土曜ともに17時半まで診療している歯科医院ですので、ライフスタイルに合わせて通院していただけます(2023年11月現在)。