こんにちは。
「学芸大学」駅から徒歩3分の歯科・歯医者「碑文谷デンタルオフィス」です。
日本では、年齢とともに歯を失う方の割合が増えています。
2022年の歯科疾患実態調査によると、65歳以上になると8割を超える方が歯を失っています。
では、歯を失うとどのようなことが起こるのでしょうか。
歯の残存数と全身の健康の関係性
歯には、1本1本に役割があり、なくてもいい歯は1本もありません。
残っている歯の数は、全身の健康と深く関係しています。
東京医科歯科大学にて、2013年のお口の健康状態と、2019年の心身と社会的な健康状態をあらわす指標との関連を検証した結果、歯が20本以上ある人に比べ、20本未満の人は6年後の死亡リスクが10~33%高く、身体的な機能障害のリスクが6~14%高いことがわかりました。
歯を失うことでさまざまな影響がありますが、その中でも顕著なのが、
・知的活動
・野菜・果物の摂取頻度
・外出頻度
の低下です。
歯を失うことで、食べ物に偏りが出たり、行動の範囲が狭まったりと、心身ともに充実した日々を送ることが難しくなるのです。
(参考:参考:国立大学法人 東京医科歯科大学 「口腔の健康と健康状態・ウェルビーイングとの関連の網羅的な検証研究」【木野志保 講師】より) >
歯を残すためにできること
歯を失う原因の1位と2位は、歯周病と虫歯です。
(参考:厚生労働省 e-ヘルスネット「歯の喪失の原因」より) >
ご自身で行う毎日のセルフケアと歯科医院で行うプロケアを併用して、予防歯科に取り組みましょう。
セルフケアのポイント
歯周病や虫歯予防の基本は歯磨きです。
・食べたら磨く
・歯間ブラシやデンタルフロスを活用する
・寝る前は特に念入りに磨く
ことを心がけましょう。
歯周病や虫歯の原因となる細菌を含むプラークは、食後8時間ほどで形成され始めますので「食べたら磨く」を心がけて、プラークになる前にしっかりと汚れを落としましょう。
また、就寝中は唾液の分泌量が低下するため、唾液の持つ抗菌作用や洗浄作用が働かず、細菌が増殖する恐れがあります。
歯と歯の間の汚れは歯ブラシだけでは落とせないため、歯間ブラシやデンタルフロスを活用しましょう。
プロケアが必要な理由
個人差はありますが、当院では、3〜4ヶ月に1度のペースでの定期検診をおすすめしています。
定期検診では、
・お口の中の検査
・歯科衛生士による清掃
・ブラッシング指導
・フッ素塗布
を行います。
虫歯や歯周病は初期の段階では自覚できる症状がほとんどなく、気付かないうちに進行するのが特徴です。
プロの視点でお口の中をすみずみまで調べて、歯磨きだけでは落としきれない汚れを取り除き、歯磨きの弱点を克服できるようなアドバイスを行います。
碑文谷デンタルオフィスで「予防歯科」に取り組みましょう
当院では、お一人お一人に合わせた「予防ケア」をご提案し、生まれ持った大切な歯でしっかり噛めるようにサポートしています。
万が一、歯を失うことになっても、人工歯で補えば、お口そして全身の健康へのリスクを軽減することができます。
【碑文谷デンタルオフィス】では、入れ歯・ブリッジ・インプラントなどさまざまな方法の中から、お口全体を考えて、患者さまに合うものをご提案しますので、どのようなことでもお気軽にご相談ください。